PREVENTION 予防処置

予防処置について

口腔内の疾病を「予防」することが大切です

当院は症状が進行する前の予防処置を大切にしています。
むし歯になり、歯を削った部分は元通りにはなりません。歯周病は知らず知らずのうちに進行し、最後は歯を失ってしまうこともあります。
大切なのは、そのような状態になる前に予防すること。そして口腔内の疾病を徹底的に予防し、健康を保つことです。そのために最も重要なのはホームケアです。食事やコミュニケーションなどを犠牲にすることなく、生涯にわたって充実した人生を歩むためにも、口腔内の疾病予防はとても大切なことです。

担当衛生士制

当院では、歯科衛生士の担当制を導入しています。予防は1日で終わるものではありません。長期にわたり患者さまに寄り添い、生活習慣を把握し、患者さまの考えを理解して、適切なサポートをすることが重要です。
患者さまと担当の歯科衛生士が信頼関係を構築することで、予防の効果はますます高まるでしょう。

予防の大切さ

1

生涯医療費の負担が少なくなる

定期的に通院する方の歯のライフサイクル

  • 6歳
    萌出
  • 7歳
    詰め物
  • 20歳
    現状維持
  • 45歳
    現状維持
  • 55歳
    再治療

80歳までにかかる治療費推計……1,514,000

痛い時だけに通院する方の歯のライフサイクル

  • 6歳
    萌出
  • 7歳
    詰め物
  • 20歳
    再治療
  • 45歳
    再治療
  • 55歳
    抜歯

80歳までにかかる治療費推計……4,354,000

2

健康寿命が延びる

お口の中を健康に保つことで全身の健康に繋がります。歯周病になってしまうことで様々な病気のリスクが上がる恐れがあります。

  • 脳梗塞
  • 心筋梗塞・狭心症
  • 糖尿病の悪化
  • 骨粗しょう症

  • 動脈硬化
  • 誤嚥性肺炎
  • 早産のリスク
  • がん

3

歯の寿命が延びる

お口の中を健康に保つことで全身の健康に繋がります。歯周病になってしまうことで様々な病気のリスクが上がる恐れがあります。

予防処置の先進国との違い

むし歯・歯周病の予防方法

むし歯予防は日々の暮らしの中で

むし歯を予防するには、日頃から正しい歯みがきを行うことと、むし歯にならないような生活習慣で過ごすことが大切です。
痛みを感じ、むし歯治療をするためではなく、予防を目的に歯医者に行き、日々の暮らしの中で、口腔内の健康を意識していただければと考えています。

当院のむし歯予防

ブラッシング指導

むし歯の原因となる歯垢(プラーク)を減らすための、正しい歯みがき方法をお伝えします。プラークは歯と同じ乳白色のため、どうしても磨き残しがあるものです。歯と歯の間や歯と歯ぐきの間、噛み合わせ面など、プラークが付着しやすい場所を適切に磨くための、歯ブラシの当て方や動かし方、力の入れ方について丁寧に指導します。
また、食後に歯みがきをする習慣づけ、適切な歯ブラシや歯みがき剤選びについてもアドバイスします。

日常生活の環境改善

日常生活においては、食習慣を見直すことが大切です。日々の食習慣にむし歯リスクがあることを理解し、唾液を出すためによく噛むこと、甘い物を食べ過ぎないこと、ダラダラと食べないことなどを意識するようにしましょう。

SRP(Scaling and Root Planning)

プラークが硬化した歯石は歯みがきでは除去することができません。専用器具を用いて歯石を取り除くスケーリングを行った上で、ザラザラとした歯の根を滑らかにして、プラークの付着を抑えるルートプレーニングを合わせて行います。

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)

歯科医院でプロが行う、専用の器具・機械を使ったクリーニングです。毎日の歯みがきでは落とし切ることができない歯面や歯と歯ぐきの境目のプラークを除去します。徹底的に洗浄することで、歯周病菌が棲みにくい口腔環境を手に入れます。歯がツルツルになるため、爽快感を得ることができます。痛みはありません。

歯の着色やヤニの除去

エアフローを導入し着色・ヤニを落とします

コーヒーや紅茶、タバコのヤニによって、歯の色が変わってしまうことがあります。
茶渋(ステイン)による着色やヤニは、通常の歯みがきでは落とせません。就職活動や結婚式をはじめ、人前に出る機会を控えた方など、歯科医院でヤニや着色汚れを取り除いてみませんか。
当院では、超微細なパウダーを吹き付けて除去するエアフローを導入しています。

定期検診について

定期的に歯の検診を受けるようにしましょう

「仕事が忙しくて検診には行けない」という声はよく聞きます。
定期的に検診を受けるのは、負担に感じることもあるかもしれませんが、歯周病を放置してしまうと、数年後に歯を失い、つらい生活を送ることになってしまうかもしれません。
岸本歯科の予防処置は、患者さまと歯科衛生士、歯科医師の3者が協力して同じ目標に向かうことで実現します。大切なご自身の歯を守り、生涯にわたり健康で快適な生活を送るために、定期的に検診を受け一緒に口腔内を健康に保ちましょう。

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