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歯周病治療

2019年2月17日

歯周病は早期発見と早期治療が大切

日本人の10~20代前半で約6割、50歳以上では約8割がかかっているともいわれている歯周病。
歯と歯ぐきの間に細菌が繁殖し歯垢(プラーク)が付着、それが歯周組織を破壊していき、炎症が起こります。
歯周病が恐ろしいのは、「沈黙の病気」とも呼ばれるように、自覚症状がないまま進行してしまうことです。
症状に気が付いたときには、既に歯を支える歯槽骨までおよんでおり、歯がグラグラしたり、噛みにくくなったり、最後は歯が抜け落ちてしまうことになります。
大切なのは、早期発見と早期治療です。
手遅れになり歯を失うことがないよう、気になる症状がある方は、早めに受診されることをおすすめします。

このような症状はありませんか?

  • 歯ぐきがムズムズする
  • 口の中が粘つく
  • 歯ぐきが腫れている
  • 歯がグラグラする
  • 血や膿が出る
  • 物が噛みにくい
  • 口臭が気になる
  • 歯並びが悪くなった

このような症状は、歯周病にかかっていることが疑われます。
放置することなく、治療を受けるようにしましょう

当院の歯周病治療

準備中
スケーリング

スケーラーと呼ばれる専用の器具を用いて、歯の表面にある歯石を除去します。歯石は細菌が住み着く歯垢(プラーク)が硬化し、表面に強固に付着した物質です。歯石によりさらに歯周病は進行してしまいますが、ブラッシングでは取り除くことができないため、スケーリングを行う必要があります。

準備中
SRP

スケーリングで取り切れない、歯周ポケットのより深い場所にある歯の根に付いた歯石を除去します。さらに、洗浄して歯の表面をツルツルに仕上げることで、プラークの付着を防ぎます。

歯周外科治療

歯石が歯周ポケットの深くまで入り込んでしまい除去できない場合は、外科的な治療を行います。この段階では歯周病はかなり進行しており、歯槽骨は破壊され歯はグラグラしている状態が考えられます。

歯ぐきを切開して歯石を取り除くフラップ手術、歯周組織を元通りに再生する歯周組織再生療法など、患者さまの口腔内の状態に応じて、適切な処理を行います。

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