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親しらずの抜歯

2019年2月17日

抜歯すべき親しらずはその理由を伝えます

顔の骨格の小さい人が増えているからか、親しらずの生える隙間がなく抜歯する必要のある方は増加傾向にあります。ただ、親しらずの抜歯に、怖い、痛いというイメージを持たれている方は多く、またそもそも抜歯する必要があるのかと不安を感じている方もいます。
当院では、抜歯する必要があるのか、抜歯しなくてもよいのか、その理由を明確にお伝えするようにしています。その上で、抜歯する場合にはなるべく痛みを抑え、時間がかからないように治療を進めます。また、治療後も腫れや痛みが出ないよう、薬の処方や生活指導などでフォローします。

抜歯をおすすめするケース

  • 鏡を使って口の中を見たとき、奥歯のさらに奥に一部歯が見えている場合
  • 腫れや痛みを繰り返している場合

このような状態の親しらずを放置すると、むし歯や歯周病になったり
周囲の歯に影響をおよぼしたりする可能性があります。

CT撮影

親しらずの抜歯は、慎重に行う必要があります。当院では、CTを撮影し、親しらずと神経の接触状態を正確に判断するようにしています。その上で、必要あれば市民病院・大学病院とも連携して治療を進めます。患者さまに納得していただいた上で抜歯を進めるためにも、CT撮影による口腔内の状態の正確な把握と的確な判断が重要だと考えています。

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