BLOG ブログ

マタニティ歯科・赤ちゃん歯科

2019年2月17日

妊娠中になりやすお口の症状

  • むし歯、歯周病
  • 妊娠性歯肉炎
  • エプーリス(歯肉腫)

妊娠をきにお口の中にも変化が起こり、妊娠中、 出産後に歯のトラブルを抱える方が多くいます。 妊娠中に服用するお薬には制限がありますが、それも踏まえた上で十分なサポートを行ってまいります。

妊婦さんが準備しておくべき3つのこと

妊娠中の適切なお口のケアは、健康な赤ちゃんを出産すること、生まれた後のお子さまのむし歯予防に密接に関わっています。

ポイント

  1. むし歯の治療をしておく

    もともと赤ちゃんの口の中にはむし歯菌が存在しません。1歳半~2歳半頃をピークに、お母さんや周囲の大人の口から感染してしまいます。まずは大人の口の中にむし歯がないことが大切です。お子さまへむし歯菌が感染する可能性を減らしておきましょう。

  2. 歯と歯ぐきのケア

    妊婦さんが歯周病にかかっていると、健康な妊婦さんと比べ早産や低体重児出産のリスクが7.5倍に跳ね上がるというデータがあります。早期から歯と歯ぐきのケアを行うことでリスクを減らし、健康なお口の状態で出産に臨みましょう。

  3. むし歯予防の習慣をつけておく

    1.食生活に気を付ける 2.正しい歯みがきを行う 3.フッ素を使用する

マタニティ期からお口の健康や予防の重要性を知っておくことで、
お子さまの歯が生えたときからむし歯予防の習慣ができます。
お母さんもお子さまも、つらい思いをすることなく、むし歯のない快適な生活を目指しましょう。

マタニティ歯科の治療の流れ

治療は妊娠中期に行うのが基本です。妊娠5~8カ月であれば、ほとんどの方は問題なく治療可能です。一方、妊娠初期と後期は応急処置のみ行います。
また、通院されている産婦人科担当医師と連携を取り治療をすすめていきます。

  • 1 問診票

    妊娠期間、出産予定日、出産予定の病院、産婦人科主治医の名前など、 なるべく詳しい状況を記入してください。

  • 2 レントゲン撮影

    通常のレントゲンの1/10の線量で、被爆は最小限に抑えられています。防護エプロンで腹部を遮断して撮影を行います。ただし、ご希望されない方には強制ではありませんのでご安心ください。

  • 3 安全な局所麻酔

    安全な局所麻酔(シタネスト)を行います。痛みはありません。

  • 4 投薬

    薬を飲まず痛みを我慢することで、 赤ちゃんに悪影響を与えることもあります。 赤ちゃんに影響のない薬のみ使いますのでご安心ください。

治療を終えてからがスタートです

母親は子育てもあり、ホルモンバランスの変化もあるため、口腔内は産後も変化しやすいです。
つまり歯周病やむし歯の再発もあるためしっかりとしたメインテナンスが必要です。

↑